はてなブログで記事をある程度書いてから、独自ドメインへの移行についての参考記事はたくさんありますが、独自ドメインを外して、はてなの無料URLに移行してアドセンス追加審査を受けるときの参考記事がなくて苦労しました~。

サーチコンソールやアナリティクスを使ってリダイレクトに取り組むも、1~4の項目の2つ目「301リダイレクトが正常に作動していることを確認する」でストップ💦
せっかく築き上げてきたドメインパワーもがた落ち…。
試行錯誤しながら、サイトの追加審査に合格し、リダイレクト設定の代わりに工夫したことなどについてご紹介したいと思います。
読んでほしい人
- 独自ドメインの記事をはてなブログの無料URLに移行する人
- 「301リダイレクトが正常に作動していることを確認する」に躓いている人
- ドメインパワーをリダイレクト以外の方法で探りたい人
Contents
独自ドメインからはてなのURLへ戻した理由
庭ブログがアドセンス合格できなかったので、この家ブログを立ち上げてアドセンス審査を受けました。
合格後、はてなの無料URLで書いていた子育てブログがサイトの追加審査に合格。
庭ブログは独自ドメインで書いていましたが、アドセンス合格ができるかどうかも微妙な上、独自ドメインを二つ持って運営していく自信がなかったので無料URLに移行しました。
独自ドメインからはてなの無料URLに移行するメリットデメリット
メリットは経費が削減できることです。
独自ドメイン代はそれほど高くありませんが、年間1500円前後。
それを二つということは年間3000円+当時ははてなPro契約をしていたので年間8.434円、合わせると11.500円ほど経費がかかることになります。
家ブログをやっと収益化できたばかりで、自信がなかったので少しでもコストダウンしてラクになりたい気持ちがありました。
デメリットは、ドメインパワーが一から積みなおしになることです。
あまり考えずに無料URLに移行してしまいましたが、それまでのアクセス数からガクンと落ちました。
それまで来てくれていた人にとっては、急に住所変更されたのでびっくりですよね。
WordPressならリダイレクト設定はすごく簡単に、記事ごとにできますが、はてなブログではできないこともないですが面倒くさいです。
独自ドメインの外し方は、はてなブログ設定画面の独自ドメイン欄を空にして更新ボタンを押すだけです。
スターもブックマークも消えます。そこも気になる人にはデメリットだと思います。
301リダイレクトはできない
独自ドメインを解約して、はてなのURLに戻してからサイトの追加審査をしようと思っていました。
サーチコンソールのアドレス変更をして、ドメインパワーを持続させたいと思っていたのですが出来ません。
301リダイレクトとは
ページの自動転送だけでなく、評価やドメインパワーも引き継ぐ効果のある方法
分かりやすく例えると、引っ越し後の郵便を新しい住所に送ってくれますよね?それを恒久的にしてくれるサービスです。
※一時的なリダイレクトは302
あれこれやってみたものの、どうしようもなくなってTwitterで助けを求めると「独自ドメインからはてなのURL時は301リダイレクトが使えない」ということが分かりました。
古い記事はサーチコンソールで削除するかどうか
色々な考え方がありますが、記事の重複を避けるために古い記事はドメインを外す前に削除しました。
具体的に行った順序です。
- 審査に出す記事のURLはサーチコンソールを使って削除
- 独自ドメインを外して、新しいURLをサーチコンソールとアナリティクスに登録
- 1で削除した記事を新しいURLでURL検査に入れて読み込ませる
それでも重複していますの表示は出ました。
重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました。
ステータス: 除外
重複はサイトの追加審査ではねられる可能性大。
インデックスリクエストを送りながら様子を見ましたが、変化が見られませんでした。
新しい記事を時々書きながら、サイトマップが作られるのを待ちました。
サイトの追加審査合格時のブログスペック
サイトマップを再度読み込ませたら、2記事検出されました。 カバレッジの除外と重複の表示は変わりませんでした。
うーむ、これは独自ドメインの契約が切れる四月までは確実にダメかな…。
そう思いつつ、データを残すために追加の審査に出してみようと思いました。
出してみたらなんと合格でした。
- 3月17日 追加審査へ申し込み。翌々日19日合格メール
- 審査申し込み時26記事、合格時も同じ
- 文字数は平均2000文字前後
- 特化ブログ(ガーデニング・クラフト)
- 画像は自分で撮影したもののみ
- プロフィール記事あり
- お問い合わせフォームの設置
- プライバシーポリシーの記載
- グローバルメニューの設置
- パンくずリストの設置
- カテゴリーは3つ
- グーグルアナリティクス連携
- グーグルサーチコンソール登録
記事数は175記事から26記事へグッと減らしました。
まとめ
独自ドメインからはてなのURLへの変更でサイトの追加審査を受けるためにやったことです。
- 審査に出す記事のURLはサーチコンソールを使って削除
- 独自ドメインを外して、新しいURLをサーチコンソールとアナリティクスに登録
- 削除した記事を新しいURLでURL検査に入れて読み込ませる
- 新しい記事を書き、インデックスリクエストを送る
- サイトマップを作成、検出されるのを待つ
- 独自ドメインの契約期間が残っているなら、新しくサイトを作ってURLが変わったことを書きこむ
- サイトマップが検出されたところで追加審査に提出
重複や除外の表示が出たままでも審査に通ることが出来ました。
保育ブログの追加審査の時も感じましたが、やはり初回審査より追加審査は緩めだと思います。
お名前ドットコムよりエックスドメインをお勧めする理由
はてなの設定で独自ドメインを解除したものの、独自ドメインの契約は数か月残っていました。
完全になくしてしまえば良いのではないかと思い、お名前ドットコムを開いて解約画面を探したのですが、途中の解約は基本的に受け付けていなくて、自然と期限が切れるのを待って下さいとのこと。
どうしてもの場合は、ドメイン登録者であることが証明できる公的証明書が必要だそうです。
面倒くさい~~💦
最近、子育てブログの独自ドメインを手放したのですが、この問題にまた当たって。
期限が切れるまでの数週間、お名前ドットコムからのメールに精神的にやられます。
独自ドメインを1つ手放しました
お名前ドットコムよ、完全にさようなら~
と思ったら、ドメインは消えても登録のIDがすぐには削除できない?💦削除できるまで1~2か月かかるだぁ?なんでよ
本当にめんどくさい😱更新期限何日前って毎日メールが来て(メール来ない設定でも)嫌がらせみたいでした😩
— たよらこ@ワードプレス&はてな (@tayorakko) August 2, 2020
これから独自ドメインを取得するかたには、エックスドメインをお勧めします。
わたしのように後からWordPressデビューしたくなっても、サーバーと一緒だとすごく簡単にサイトが作れるし、お名前ドットコムみたいにジャンジャンメールは来ないし、アドレスの認証手続きとか面倒くさいこともないのでトラブルも少ないです。
お名前ドットコムトラブル
独自ドメイン解約までにできること
新しくサイトを立ち上げて、今まで使っていた独自ドメインのURLを設定。
そこにURLが変わった理由と新しいURLを貼りつけました。
簡易的なリダイレクトです。
全体の3割くらいのアクセスがこの簡易的なリダイレクトによって流入でありました。
独自ドメインを外したけれど解約までの期間がある方にはお勧めです。
