実家の建て替えで二世帯住宅を作ることが白紙になり、夫の希望で注文住宅を建てることになりました。
家づくりの経緯
最初に悩んだのが土地探しでした。
土地ってどうやって探せば良いの?
悩んで探して迷ったわが家の土地探しと、気になる土地が見つかったらチェックしたいポイントについてご紹介します。
Contents
土地探しの方法は?
注文住宅を建てることは決めても、その時点ではミサワホームにすると決めていたわけではありません。
二世帯住宅のプランを作ってくれたヘーベルハウス、ダイワハウス、そしてミサワホームとやり取りが続いていました。
ただし、単世帯住宅になって予算が下がったのでヘーベルハウスで家を建てることは難しくなってきました。
ダイワハウスでもミサワホームでも、よほど土地の値段が安くないと建物にかけるお金がなくなっちゃう。
ハウスメーカーに土地探しを頼むとともに、自分たちでも土地を探しました。
何せ時間がなかったので💦
一般的に、土地を手に入れるためには 次の方法のどれかになると思います。
- 親や親戚の持っている土地を活用する
- 自分で土地を探す(ネットなどを活用して検索する)
- 建売で土地と建物のセットで購入する
- 不動産屋、ハウスメーカーや工務店で土地を探してもらう
わが家は1と3が消去され、2と4の方法で模索しました。
駅から近く、学校やスーパー、公園などが近くにあり便利な場所の地価は高い~💦
お手頃価格に場所って不便なところ、狭い土地、変形土地なのですよね~💦
とにかく多くの土地を見る
どんな場所に住みたいかがはっきりしている場合は飛ばしてください。
わが家のように土地の相場も分からないし、どんなところに家を建てたいのかさえもはっきりしない。
そんなタイプの人に、まずは試してほしい方法です。
長い間、もしかしたら一生住むかもしれない場所を何となくで決めちゃダメ。
面倒くさいけれど、あちこち見て歩いて感じて下さい。
見れば見るほど、どんな土地に住みたいのかがはっきりしてきます。
不動産屋数軒にお願いして、新しい土地が入ったら知らせてもらって現場を見に行きました。
10軒以上の土地を見に行ったと思います。
何を重要視するか考える
土地を見て、これはちょっとと思った場所です。
- 安いけれど広すぎる土地(200坪くらい)→家が大きくないので空き地がほとんどになり、管理出来なそう。
- 旗竿地→お得なので、個人の好みによります。わが家的には、車の出入りなどが使いにくそうだった。※旗竿地とは旗の形をした土地のこと
- 畑の中にポツンとある土地→防犯上怖いと感じた。子どもの通学(通学班)なども考慮。
- 近くに大きな鉄塔があり、送電線が近かった→電磁波が心配でした(近いから電磁波が強いとも限らないらしく、気になるときは測定器を使って測定してみるのが良いようです)。
- 信号のある十字路の角にある土地→土地が狭くて、車の出入りを考えたときに危険と感じた。
自分たちが望んでいるものを、希望の価格で購入できることはないと理解したとき、何を優先して何を諦めるかを考えました。
- 場所 どの市町村に住むか
- 広さ 必要な広さは?
- 環境 周囲に何があるか
- 値段 予算内かどうか
土地の値段の安さを求めて違う市町村へも足を延ばしましたが、今住んでいる土地に住み続けたいという気持ちに気づきました。
わが家は車が二台あるので、駅やスーパーなど便利な部分は諦めることにしました。
どうしても妥協出来なかったところです。
- 川のそばでないこと(氾濫が怖い)
- 小学校が近いこと(自分が遠くて大変だった)
- 車が二台以上置ける土地であること
何を大切にするかは、人それぞれ。譲れるところ、譲れないところを明確にすると土地探しがグッと進みます。
気になる土地が見つかったらチェックすべきポイント7つ
いいなと思える土地が見つかっても慌てずに、次のことを可能な範囲でチェックしてください。
1.地盤の固さ
土地が決まったら地盤について調べますが、買う前にその土地を掘ることは出来ないのですよね~。だから地盤調査はドキドキでした。
今はネットである程度の固さは調べられます。
地盤の強弱によってかかる補強代は馬鹿になりません。
参考になりそうなリンクを貼っておきます→地盤サポートマップ ジャパンホームシールド
2.土地の高さ
地盤の高さとともに土地の高さも重要です。
昨年の秋に大型台風がきたとき、川が決壊の恐れで震えました。
わが家の土地は低い場所ではありませんでしたが、低い土地に建っているお箏の先生は雨の中小学校の体育館に避難したそうです。
地盤の固さや土地の高さについては、各自治体の防災マップにも記されているはずです。確認してみて下さい。
3.建ぺい率
いい土地だったから購入したのに、建ぺい率が邪魔して思うような家を建てられなかったという知り合いがいます。
3階建ては建てられないなど、大きさや形に制限のある土地もありますので、注意してください。
4.付近に住む人の年齢層
周囲に同年齢が多いほうが良いか、そうでもないかという点も人それぞれ。周囲とのコミュニケーションが活発なほうが良いのか、そうでもないのかは自分のタイプを客観的に見てみてください。
わが家はその点についてあまり気にしていなかったのです。
今住んでいる土地は、昔から住んでいるかたの多い土地でした。
年齢層が高くて自治体の活動が活発なので、地区の班長などの仕事が回ってきて大変💦
5.ゴミ置き場問題
集合建売住宅なら、ゴミ置き場も一緒に作ってくれることが多いですよね。
それがポツンと建てたときには出る問題として、認識していなくて盲点でした。
「近所にゴミ置き場はあるから大丈夫ですよ」とミサワホームからは伝えらえていたので安心していたのですが、そのゴミ置き場は近所の方たちとお金を出し合って管理しているそうで、もう置ききれないから別のところに置いてほしいと言われました。
最初から分かっていたら、家を建てるときにゴミ置き場も作ったのに…。
ゴミ置き場があるかどうか、ではなくて使用可能かどうかを確認するのが大切です。
なければ設計段階から考えることができます。
6.夜間の静けさ
昼間の様子だけでなく、夜にその土地を訪れてみてどうかも確認すると安心です。
季節によって変わるので、全てを把握するのは無理ですけどね。
梅雨から初夏のカエルの鳴き声がこんなにすごいとは予想外でした(笑)
7.大雨や台風後の様子
大雨後にその土地や周辺が浸水していないかを確認・・・しておけば良かったです~💦
わが家の失敗点です。
土地の高さとはあまり関係がなくて、水はけの良さでした。
不動産やハウスメーカーによって持っている土地の情報が違う
同じ地域の不動産屋でも、持っている土地や情報が違っていました。
土地の所有者がどこに売りに出すのかによって、情報が出てくる速度も違います。
いくつかの不動産屋にお願いしておくと、自分の欲しい土地に巡り合える率は高くなるかなと思います。
条件の良い土地はあっという間に売れてしまいます。
不動産屋さんと、仲良くなると情報をもらえることも多いです。
時間がなくて自分で探すのは無理…という場合は、ネットを使って土地探しや住宅メーカー選びまでができます。
情報収集してから、最終的なところで動くという方法もありかもしれません。タウンライフ家づくりなら注文住宅の間取り作成や費用相場の比較ができます。
気になった方は覗いてみて下さい。
土地を決めた理由
今の土地の前にダイワハウスが探してきてくれた土地に決めようか迷っていました。
土地は60坪とちょうどいいし、角地。環境的にも悪くない。
迷っていた理由は隣の家がボロボロでゴミが多い家でした。
そして土地に足を運ぶたびに、近所の人が温かい目ではなく、よそ者を見る目だったのが気になっていました。
ピンとこないことを感じつつ、かなりの数の土地を見たあとのまずまずな土地だったので決めちゃおうか…という気持ちでした。
今考えれば、そんな気持ちのまま決断しなくて本当に良かった。
ミサワホームの持って来てくれた土地は、車であちこち回っていたときに「ここら辺の畑売ってくれないかな~」と夫と話していた場所でした。
ご縁を感じて、即決しました。
土地を決めるポイントは、「ま、ここでいっか」で決めずに納得するまで諦めないこと。
