家づくり

【借家トラブル】契約時に値下げしてもらった家賃の差額分、返却は必要?

結婚して住んでいた借家は2Kの小さな平屋でした。

家賃は57.000円で駐車場つき。

6畳の和室が2部屋と、広めのキッチンにバス、トイレ別。

壁も屋根も薄いので冬は寒いし、夏は暑い。隙間から虫が入ってくる難点はあったけれど、一軒家なので上下階を気にしなくて済むし、家賃が安い。

買い物や役所なども近くにあって生活に不自由しない場所だったので、気に入っていました。

わが家は長男長女で先々どうなるのかが分からないので、早々に家を建てることは考えていませんでした。

家を建てるきっかけ

大家さんは近所に住むご夫婦だったのですがご主人が亡くなられて、大家の業務が息子さんに変わりました。

わが家は入居時、亡くなった大家さんに家賃を3.000円ほど安くして頂いて契約しました。

代が変わり息子さんが大家になったら、奥さんが「周囲の家と賃料が違うことはおかしい」と言い始めました。

契約更新時に家賃が上がるならまだしも「今までの分も返却してください」と口頭や文面で言い出しました。

今までの分も…って3.000円×12ヶ月×9年=324.000円⁉

間に入っている不動産は「そんなことをはありえないから、気にしなくていいですよ」と言うだけで何にもしてくれません。

時間を気にせずに押しかけてきては、自分の言い分をワーッと言う奥さんに対応しているうちどんどん滅入ってしまいました。

落ち込む

大家(息子)さんに相談すると、奥さんは酷い鬱で通院もしているそうで自分にもコントロールが効かないとのこと…。

そのうちかかってくる電話は家賃のことではなく、自分はDVをされているから死んだ方がいいなどと言い出し、薄い玄関扉をドンドン叩かれるたびに命の危険さえ感じました。

家賃のことはきっかけで、溜まっている思いや不満を誰かに聞いてほしかったのだと思います。

値下げしてもらっていた家賃の返却は必要?

賃貸借契約は個々の契約なので、同じ大きさの建物であっても家賃が違うことはよくあることです。

入居時の賃貸状況や借主との交渉によって家賃が変化することは自然なのです。

賃貸借契約書に記載されたお互いに合意した家賃を支払っていれば違法ではありません。

本来なら間に入ってくれるはずの不動産会社が、ノータッチの姿勢だったので役所(生活課・相談窓口など)や警察にも相談しました。

何の問題もない大丈夫とは言ってくれても、毎日かかっている電話や扉を叩かれる恐怖から守ってくれる人はいませんでした。

警察は何かが起きないと動いてはくれないんですよね。

身を守るために引っ越しを!

家の電話は留守電にしていましたが、そこに長々とメッセージを入れるので(何度も)それは記録として残しておきました。

玄関を叩いて訪問してきた日や時間も記していました。

そのうち奥さんの鬱状態がひどくなり、家の中で何かが起きたようで…救急車や警察が来たときは騒然としました。

 

そのとき息子は6歳。

恐い、もう…引っ越そう。

一刻も早く引っ越したかったのに空き家を探し始めたもののいい物件がなく、建売でも買っちゃおうか⁉から、なぜか注文住宅を建てる…という長く困難な道のりを選ぶなるなんて思いもしませんでした。

続く

不動産や賃貸に関する相談

当時はネット環境がなかったので相談できる場所も限られていましたが、今はネットで相談できるところもあるようです。

公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会 インターネット無料相談

参考までに!

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