「平屋は空き巣に入られやすい?」
そんな気がしていて調べたら、そうでもなかった。
かえって高い階の方が鍵を掛けていない場合が多く、狙われやすいデータもあるようです。
平屋だろうが、2階や3階だろうがそりゃ無施錠は「ダメ。ゼッタイ」ですよ。
家を建てる時に考えた防犯対策、日々気をつけている対策について書きたいと思います。
Contents
防犯に最適な立地条件
土地を探している時に防犯面で考えたことは、周囲に家があること。
広くて安い土地もありましたが、隣の家と離れていた。
何か起きた時に、大声を出しても誰にも気づいてもらえなかったら怖い。
都市に住んでいる方は何のことやら分からないでしょうが、田舎ならではの注意点です。
公園の近くは子どもが小さい時はいいなぁと思っていたのですが、空き巣の潜伏場所になりやすいとか。なるほど…考えたことがなかったかも。
玄関の位置
玄関が周囲から見えにくい場所にあったら危険です。
わが家は正面から見て横に設置しました。
駐車場があるので、視界が開けています。隠れる場所はないはず。
垣根やブロック塀の高さ
本当は周囲から完全に見えなくなるくらい高くしたかったのですが8段積むだけでもコスト面でいっぱいいっぱいでした。
ある程度の仕切りになりながら、完全な目隠しにならない高さは防犯的には良かったのかもしれません。
大きな木の配置
大きめの木は姫りんごとハナミズキだけ。
手入れも大変なので、増やしすぎないようにしています。
空き巣が隠れ蓑になりそうな場所は作らない。
大きな窓にはシャッターを付ける
大きな窓は全部で4ヵ所です。
全てにシャッターを設置しました。
窓にシャッターは本当に必要?電動シャッターを設置して感じているメリット - 白い平屋の家を建てました
金額は上がりましたが、旅行など家を長期に空ける時の安心感が違うので付けて良かったです。
面格子のメリットと落とし穴
シャッターを付けない窓には面格子を付けました。
お風呂はルーバー窓を付けました。
ルーバー窓×格子で掃除のしにくさ倍増だそうです(←夫談)。
友人宅付近で泥棒が入ったそう。
それも数件まとめて。
どの家も風呂場から侵入されたようです。
風呂窓の面格子が、簡単にドライバーで外せるしくみになっていたらしい💦
面格子付けている意味がないじゃないの!
浴室の換気のために窓を開けたまま寝ている家が狙われたとか。
面格子付いているから、窓を開けていても入らないってそりゃ思っちゃうよねぇ。
わが家の面格子のネジ穴は見えないようになっています。壁と一体化しているとミサワホームは言っていました。
ご自宅の面格子のネジ穴がどうなっているか確認して、外せるタイプだったらいますぐネジ穴を潰すか、接着剤で固めるか対策をした方がいいですよ!
寝室の窓は破られても入れないよう細窓に
すごく悩みました。
窓を開けて眠りたい季節もあるはず。
でも一階だからどうぞ入ってと言っているようなもの…。
どうしよう…。
ミサワホームと相談して付けたのは、横に長くて細いタイプの窓です。
ガラスの幅は20センチ!
相当痩せこけていて運動神経の良い泥棒なら入っちゃう⁉かもですが、外からの高さはジャンプしても届くかどうかの場所です。
この窓を開ける時には、ブラインドを必ず下げています。
家を空ける際には重ねてロック
外出時は、どの窓も鍵を二重三重にロックをします。
空き巣に入るのをやめるのは、時間がかかった時だそう。
ミサワホームの点検でも、鍵や防犯については何度も指導されています。
窓についていない場合は、後付けタイプの物を活用すると良いと思います。
侵入を妨げるために、一つでも多くの関所を置く。
玄関扉は機能性で選択
玄関扉は高断熱片開きを選びました。
ガラス部分は、破られても入れない細いタイプ。
サムターンという防犯対策に有効な鍵付き扉です。
センサーライトを3ヵ所付けました
玄関の外側には、人が近づいた時に自動で灯るライトを設置。
防犯のためだけでなく、帰宅した時にも便利です。
門から入ってすぐの壁にも設置。
家の裏側にも設置してあります。
田畑に囲まれているからこそ、どこから侵入してくるか分からない。
ソーラー式のセンサーライトも売っています。電気代がかからないのはいいな。
庭側に設置しようか検討中です。
怖い記憶
平屋に住んで十年、今のところ一度も空き巣に入られたことはありません。
当たり前のようで、そうでもないのです。
平成30年の住宅侵入窃盗数は2,681件だそうです(警視庁調べ)。
すごい数ですね~💦
ガラスを破っての侵入と、無施錠の家を狙うのが上位だそう。
実家暮らしの時に、少し離れた場所に駐車場を借りていました。
周囲に家はなくてポツンと駐車場のある場所で、何度も車上荒らしに遭いました。
朝、車に向かうと中は荒らされていて、大切にしていたものがごっそり無くなっているの。そのショックはハンパなかったです。
モノがなくなっただけならともかく、犯人と鉢合わせになったら…と考えると震えました。
大切な家と家族を守るために、鍵の点検・防犯対策を怠らないようにしましょう!