シャッターは設置したほうがいいのか、いらないのか。
わが家は中~大の窓全てにシャッターを設置しました。
電動シャッター設置にかかった費用と、メリットやデメリットについてご紹介します。
Contents
台風の大型化に備える
「シャッターを設置して良かった」と心から思ったのは、昨年の秋の大型台風の時です。あの日あの夜、家が揺れるくらいの強風が長時間吹きました。
周囲から色々なものが飛んできてシャッターに当たる音もしました。
Twitterでシャッターがあっても窓が割れたという投稿を見て…
台風で窓ガラス割れた。
シャッター閉めてても割れるのね。
しかも上の窓とか分けわからん。
停電してるし寝れなくなった。 pic.twitter.com/v231L2n1Nq— うすかわまんじう (@usukdwa084) September 8, 2019
「確かにこういうこともあり得るな」と思いながら、シャッターがあるから窓が割れる確率は低くなるし、割れたとしても雨風が侵入してくる確率も低くなるので、やはり設置してよかったと感じました。
シャッター設置のメリット
台風の時だけでなく、シャッターを設置するメリットは他にもあります。
- 夜間や留守時の防犯性が高くなる…特に長期で家を空ける時にはシャッターがあることで安心感が高くなります
- 断熱効果がある…窓も断熱性の高いものを設置しましたが、シャッターを設置することで更に効果が高くなります
- 防音効果・防火効果…わが家は周囲の家とある程度離れているので、この効果は期待していませんが、家が密集した場所に建てるならある程度の効果はあると思います
電動シャッターの値段
シャッターを設置することが決まっても、次は手動にするか電動にするかを悩む…。
電動シャッターにしたいけれど、立ちはだかるものは値段💦
迷ったけれど、最終的に電動シャッターを設置しました。
大きな吐き出し窓2ヶ所と腰高窓が2ヶ所、計4ヶ所の窓にシャッターを設置しました。
吐き出し窓(青矢印)に付けた電動シャッターは157.000円×2ヶ所。
腰高窓(赤矢印)に付けた電動シャッターは116.000円×2ヶ所。
合計546.000円でした。
ヒ―、あの時は金額が麻痺していたけれど振り返ると高いな~💦
電動シャッターの使い方
毎日のシャッター開けがボタン1つです。
雨が降っていても、風が吹いていてもピだけ。
わが家はカーテンをシングルにしました。
遮熱効果が弱いので、日差しが暑いと感じるときは電動シャッターを半分のところで止めます。外気温が高いときにも窓を開けずにシャッターを閉めることができます。
シャッターのボタン(左のスイッチはダウン照明)
△ 開ける
□ 止める
▽ 閉める
シャッターを開けようと、お化粧する前に窓から顔を出して、ご近所さんと目が合ってアッ!| д ̄)という失敗も防げます。
義実家は夕方シャッターを閉めるときに虫が入り込むのが嫌で、わざわざ外に出てシャッターを閉めています。虫の侵入もなく、雨が降っていても、今のような花粉のひどい季節も窓を開けずにシャッターが閉められるのは本当に助かっています。
電動シャッターのデメリット
デメリットももちろんあります。
設置のコストが高いし、壊れた時のメンテナンス代も高いです。
それから、停電時には手動でないと開きません。
その場合通常のシャッターよりも重いそうです。
格納ボックスに蜂の巣
これは電動だからということではありませんが、シャッターを設置で予想外におきたことです。
吐き出し窓のシャッターの収納ボックスは通常、こんなふうにボックスが突き出しています。
↓ 腰高窓の外観
吐き出し窓の格納ボックスは埋め込み型にしてくれたので、見栄えがすっきりして気に入っていたのですが、一昨年狭い隙間に蜂が入り込んで巣を作ろうとしたの。
家の中にいてもずっと蜂のブーーーンという音が聞こえると夫が気づいて、スプレーで処置したので大事にならずに済みましたが、もしも大きな巣になってしまったら、解体して取り除くことになるので注意が必要です。

セルフメンテナンス
電動シャッターの耐用年数って10年ほどらしいのです。
今のところは大丈夫そうですが、いつ壊れてもおかしくないと頭に入れておかなければ。あわわ…食洗機といい、怖いものがいっぱい…。
ミサワホームから年に一回は潤滑(シリコン)スプレーを左右ともさしてね、と言われたので、年間掃除計画表に入れて忘れないようにしています。
分かりやすく書かれているものを見付けたので、参考に
シャッターの正しい注油方法 | オバタシャッター商会株式会社
年間掃除予定表に入れて、さし忘れないようにしています。
ホームセンターなどに売っています。
シャッターの後付け
電動シャッターは後付けもできます。
電気配線が必要なので、リフォーム工事には電動シャッター工事の出来るところを選ぶ必要です。
また、サッシの上部や下部のスペースが少ない場合にも設置出来ると書いてありますが、シャッターを取り付け出来る寸法については、確認して下さい。
シャッターは本当に必要か
あるのが当たり前になってしまってない生活が考えられないけれど、シャッターなしで不便なく暮らしている人もいるので、本当に必要かどうかはやっぱり人それぞれなのだと思います。
シャッターがないほうが、外観がすっきりするというメリットもあります。
1.5階の息子の部屋のシャッターは電動じゃなくても、もしかしたらシャッター自体がなくても大丈夫だったと思います。2階以上の窓でバルコニーなどがなく、防犯性が高い場所ならなくてもいいのかな。
定期的に動かさないと電気製品って悪くなってしまうので、電動シャッターを設置する場所は毎日開閉するところのみにすることをお勧めします。
これから台風が大型化してくる可能性も高いことを考えながら、設置するかどうかをご検討ください。