野菜を切って重ねてコトコト煮るだけの「重ね煮」の作りかたとアレンジをお伝えします。
重ね煮の作り方
蒸気が出ない蓋のついているお鍋に、お野菜を重ねていきます。
アクの強い野菜(ほうれん草など)以外ならなんでも使えます。
鍋に入れる順番は塩→きのこ類(焦げ付き防止)→葉物野菜→根菜→玉ねぎまたは人参が一番上→塩。
火にかける時間は鍋の素材や大きさ、中に入れた野菜の量によって変わりますが、わが家の鍋の場合IH火力3に設定して30分でほどです。
最初は様子を見ながらちょうどよい時間を見つけるのが良いと思います。
なるべく途中で蓋を開けないことが美味しく作るコツです。
煮えたらさっくりとかき混ぜて、タッパーなどに取り分けて冷蔵庫で保存しています。
肉を入れなければ冷蔵庫で約1週間もちます。時間のあるときに作っておくのがおすすめ。
みそ汁
重ね煮が出来上がったとき、鍋に残した具材に水を入れて温め、みそを溶かしたら完成です。
野菜の旨味や栄養が染み出ているお鍋で作るので、だし汁は不要。
味付けによってコンソメスープにも、溶き卵を加えて中華スープもなります。
カレーやシチュー
みそ汁と同じように、鍋に残した重ね煮に水とルーを入れたら、重ね煮カレーや重ね煮シチューが出来ちゃいます。
お肉を入れたいときにはフライパンで肉を炒めて加えたり、別のフライパン出すの面倒な日には温める際に肉を入れて火が通ったら味付ければ大丈夫です。
玉ねぎを飴色になるまで炒めたり、灰汁を取ったりする手間もほぼなくあっという間に美味しいカレーが出来ちゃうのが嬉しいです。
温サラダ
重ね煮は温サラダとして食べるのが、シンプルで美味しいです。
お好みでドレッシングをかけてもいいですが、そのままでも十分美味しくいただけます。
春巻き
材料
- 重ね煮
- ひき肉
- 春雨
- 春巻きの皮
- 油
- 醤油・砂糖・みりん・酒を各大さじ2
- ごま油・鶏がらスープの素・片栗粉を各大さじ1
作りかた
- 乾燥春雨をキッチンバサミで小さくしながらボールに入れて
- 醤油・砂糖・みりん・酒をそれぞれ大さじ2と、ごま油・鶏がらスープの素・片栗粉はそれぞれ大さじ1を入れます
- 重ね煮のストックとひき肉を乗せて、レンジで3分加熱します
- 全体をかき混ぜて、さらに3分加熱したら冷ましておきます
- 皮に巻いて焼いたら出来上がり
(参考)蒸気の出ない鍋
重ね煮を上手に作るポイントは蒸気を味方につけること。
野菜の水分を使うため、蓋から蒸気の出ないタイプの鍋を使用します。
バーミュキュラ
アイリスオーヤマの無加水鍋
保存
重ね煮は冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
