ローゼルの栽培や活用方法についてご紹介します。
ローゼルの育て方
育て方にならないかもしれませんが…
5月に種をパラパラとまいて土をかけただけ。
発芽率も良く、どこに植えようか迷っているうちにどんどん大きくなっていきました。
ローゼルは1.5メートル前後にもなる植物なので、植える場所を考えておくことをおすすめします。
収穫
花後にできるふくらみ部分を食べることができます。
小さなトゲがあるので、心配なかたは手袋をして収穫してください。
収穫後
収穫後は実と葉に分けて、茎はマルチに活用するため、刻んで乾燥させました。
実と葉も洗って、葉は乾燥させます。
実は種を取ります。
ローゼルを横向きに置き、ギザギザ部分のすぐ下を包丁で切り、箸などで下から押し出すとするりと出てきます。
小さなトゲトゲが気になるかたは、作業前に水にしばらく漬けておくか、手袋をして作業するのがおすすめです。
ローゼルティー
種を外したガクや葉っぱは、風通しの良い場所で干すとお茶になります。
メモ
ローゼルにはビタミンCやクエン酸がたくさん含まれています。
カリウムも豊富に含まれていて、むくみの改善や肌の再生、新陳代謝アップなどたくさんの効能があります。
古代インドやアフリカでは不老長寿の薬とされてきたそうです。
それだけでなく、栽培することでCO₂削減や地下水や土地を浄化もしてくれるすごい植物なんです✨
ローゼル塩
- 洗って水分が抜けたローゼルを刻む
- 塩と合わせてなじませる
ローゼルに水分が残っている場合は、冷蔵庫保存の場合は1週間ほどで食べきるのがおすすめです。
ローゼルをドライにしてから作ると、長期保存できます。
塩は精製塩ではなく、ミネラルを得られる天然塩をおすすめします。
ローゼルおむすび
- ローゼル 20個(10個は炊飯用、10個は塩用)
- ご飯 2合
- お塩 10g
ローゼル塩を使っておむすびを作ります。
白米や玄米をローゼル塩で握るだけでも十分美味しいですが、お米全体にローゼルの色とパワーをまとわせたい場合には、炊飯前にローゼルを入れます。
2合のお米にローゼル10個を入れました。
おむすび用の炊飯は、水を少し少なめに。
炊けたあとにほぐしながら、ご飯を冷まします。
ローゼル塩をつけながら握ったら完成です。
ローゼルの塩味が梅よりも優しくて、心がほどけるおむすびです。
コーディアルシロップレシピ
- ローゼル 100g
- 水 500cc
- 砂糖 30~50g
- レモン汁 一絞り
- 鍋に水を入れ、沸騰したら中火にしてローゼルを入れて、5分ほどかき混ぜながら煮る
- 砂糖を加えてさらに煮て、溶けたら最後にレモン汁を一絞り加える
このあとお好みで濾しても構いませんが、果肉が美味しいので、わたしはこのまま使います。
保存は冷蔵庫で10日~2週間ほど。
冷凍するとシャーベットにもなり、1か月ほど持ちます。
出来上がったシロップは水割りやサワーにしたり、お料理のソースにして楽しめます。
シソジュースに少し似ていて、シソよりマイルドで優しい味です。
シロップを使った寒天ゼリー
- ローゼルシロップ 350cc
- 水 350cc
- 砂糖 100~150g
- 棒寒天は水で洗って、しばらく水に漬けておく
- 水350ccに浸した寒天をちぎって入れ、火にかけて溶かす(沸騰させるのがポイント)
- シロップと砂糖も加えてさらにひと煮立ちさせたら、容器や型に流し込んで固める
きれいな色の美味しいゼリーが完成です。
ローゼル本来の酸味を大事にしたいかたは、もっと砂糖を減らしてもよいかも。
まとめ
調べれば調べるほど、味わえば味わうほど、魅力を感じるローゼル。
葉っぱがカレーになるとか、種も実は色々使えるなど、まだまだ探求は続きます。
試したものは追記していきます。
また読みに訪れて下さるとうれしいです。