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循環する庭作り 庭作り

(雑草対策)自然と共存した、草取りが楽な心地いい庭へ

家を建ててから長年試行錯誤してきた庭をリセットしました。

リセットした理由や、庭のbefore&afterをご紹介します。

 

読んでほしい人

  • 草取りに限界を感じている
  • お金をたくさんかけずに心地いい庭を作りたい
  • 草や剪定した枝をゴミにすることに抵抗がある
  • 自然と共存してリラックスできる庭にしたい

 

庭をリセットした理由

家を建てることに精一杯だったわが家は、外構にお金をかける余裕がなかったため、もらったコンクリートピースやホームセンターで購入した石やレンガを使って自作しました。

コンクリートテストピースの花壇

素人なりに頑張ったと思うし

庭

それなりに庭を楽しんできました。

 

だけどここ数年、特に暑さの厳しさが増す夏は、庭にでることが難しいと感じるようになりました。

放置した庭には雑草が生い茂り、ジャングルになりました。

ジャングルの庭

自然農法(※農薬や化学肥料に頼らず、農作物がもつ生命力を活かす栽培方法)を取り入れるようになってからは、取った草や剪定した枝木を捨てることがもったいなくて庭の端に積むように…。

積んだ草

草と共存しながら、心地よい庭は作れないものだろうか…と悩んでいたとき、知り合いから庭コンサルして下さる植物の専門家をご紹介いただきました。

 

すぐに連絡してコンサルを依頼しました。

頂いたアドバイスです。

  • タマリュウなど根が強い植物が増えて、土がしまった状態(固い)になっている
  • 剪定する場所が中途半端なため、枝が分岐してしまっている
  • 庭をリセットしてリガーデンするのがおすすめ

2020年

庭をリセットするという発想はなかったので、その瞬間は「それは無理~~💦そんなに頑張れない💦」と思ったんです。

 

ですが、そのかたの庭へお邪魔したときに、

花音の森

雨が降っても水がたまらない土

花音の森2

空気の通り穴を初めて見ました

土がふかふかで植物がイキイキとしている様子を見て感動したのと、わが家の予算でリセットできることが分かり、お願いすると決めました。

 

庭リセットまでの流れ

リセット日までの間に、残したい植物をポットに移動。

苗をポットに移動

物置きの移動も予定していたので、中身を全部出しているいらないを分けて荷物を少なくしておきました。

物置き

物置きの中身

8割がゴミでした~💦

 

 

リセット当日は職人さんと重機であっという間に、植物や花壇、敷石などが撤去されました。

重機で撤去

庭の奥にあった物置きは、車庫側へ移動。

庭と物置き

before

リセット後

after

何もなくなった庭を見たとき、こんなに広かったんだ~としみじみ感じました。

 

改めての植栽 ~何の木植える?~

今まで木をたくさん植えることを避けていましたが、コンサルを受け価値観が変わりました。

以前の価値観

  • 木は植えるのは簡単でも、メンテナンスが大変💦
  • かわいい花が咲く木や、果物の木は虫がたくさんつくから大変💦💦
  • 大きくなったら剪定できなくなるから大変💦💦💦

↓ 変化

新しい価値観

  • 大きくなった木は木陰を作ってくれたり、家を守ってくれたりもする
  • ある程度大きくなってもいいと思うと、こまめな剪定は必要ない
  • 剪定や農薬をしなければ害のある虫はこない(虫がいたとしても害のないもの)

虫や雑草を全て敵だと思っていたから、農薬や剪定などの武器をもって戦い、疲れていたんだなぁと気づきました。

 

自分たちで木を選ぶことには自信がなく、ミモザとタイサンボクはできたら植えたいと希望を出して、あとはプロの視点でお願いしました。

落葉樹と常緑樹のバランスや部屋の中から見える風景、外からの目隠しなどを考えて木を選んでくださいました。

植栽2

新たに植えた木

  • カツラ
  • オカメザクラ
  • キンカン
  • トキワマンサク
  • タイサンボク
  • パールアカシア

リセット時に残した、ハナミズキ、モミジ、モッコウバラ、アナベル、ラベンダーを入れて11本の木を植えています。

木の紹介については、別記事でご紹介したいと思います。

 

レイズドベッド設置しました

野菜を作るときに高さがあったほうが育ちやすいというアドバイスのもと、レイズドベッドを設置。

レイズドベッド

ハードウッドという耐久性の高い木材で作られています。

とても硬くて重かったです。職人さんが頑張って組み立ててくれました。

 

ベッドの中にある黒いものは管で、ベッドだけでなく、庭のあちこちに埋め込まれています。

黒い管

これは土が呼吸できるための空気の通り穴です。

その他、土改良のためにたくさんの落ち葉や枝木、微生物のエサなども使われました。

どんなふうに土が変わっていくのか、とっても楽しみです。

 

芝生を植える?

芝生は植えず、クローバーとヒメイワダレソウの種をまいて雑草の繁殖を抑えます。

高さが出たらナイロン式の草刈り機で、土から上部分だけを刈り取る予定です。

自然農法で野菜を育てることを実験してきて、化学肥料がなくても作物が育つことを実感しています。

 

肥料の代わりに必要なのは、ふかふかで養分のある土。

養分のある土のために必要なのは、枯れ草です。

枯れ草が土に戻り養分になったり、土を乾燥から守ってくれたりします。

畑も庭も同じで、余計な手をかけずに見守れたら、自然と共存できると想像できました。

実感できるかどうかはこれから。

根付くまでの間は毎日の水やりなど手をかける必要もあります。

 

循環できるようになるまでの時間も、今なら楽しめるのではと感じています

 

お世話になった施工会社ご紹介

わが家がお世話になったのは、埼玉県熊谷市にある《花音の森》さんです。

花音の森3

庭コンサルサービス→施工依頼サービスをお願いしました。

プロの力を借りて感じたことです。

  • 一人で頑張り続けてきたけれど、プロにサポートしてもらったらあっという間に理想が実現になった
  • 自然との共存について学べて、価値観ががらりと変わった
  • 本当にほしい庭について、一緒に考えてもらえて心強かった
  • 施工後のサポートもあって安心できる

遠方のかた向けのリモートコンサルサービスもあるそうなので、自然と共存する庭が気になったかたは、ぜひお問い合わせください。

 

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