わが家のコンポストはキエーロからスタートして、たい肥型コンポストへ移行しました。
キエーロとたい肥型コンポストって何が違うの?という質問をたくさん頂いたので、分かりやすくまとめます。
そもそもコンポストという名前は、生ゴミを土に戻すシステムの総称で、たくさんの種類のコンポストがあります。
Contents
たい肥型コンポスト特徴
特徴
- 黒土以外に米ぬかやもみ殻、落ち葉なども活用
- 微生物の力で生ごみを分解する
- 目的は生ごみのたい肥化
- 土の量は少しずつ増える
設置ポイント
・日当たりが良いところに設置
・屋根があるタイプもないタイプもある
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たい肥がほしい人におすすめ!
キエーロコンポスト特徴
特徴
- 使うものは黒土のみ
- 黒土中にいるバクテリアの作用で生ごみを分解する
- 目的は生ごみの消滅
- 土の量は変わらない
設置ポイント
・日当たりが良いところに設置
・雨が直接当たらず、風が通る構造にする(半透明の蓋が必須)
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たい肥が不要な人におすすめ!
わが家のコンポストは米ぬかやもみ殻、落ち葉なども入れているので、キエーロではなく、たい肥型コンポストということになります。
その他コンポストの種類
庭がないから大きなコンポストは設置できないというかたもいらっしゃると思いますが、色々なコンポストがあるのでご紹介します。
ダンボールコンポスト
ダンボールに土壌改良剤と生ごみを入れて、たい肥を作ります。
- 特徴: 安価で手軽に始められる
- 注意: ダンボールが傷むことがある
設置型コンポスト
土に直置きして設置するコンポストで「コンポスター」とも呼ばれます。
- 特徴: 落ち葉や雑草もまとめて処理できる
- 注意: 定期的なかき混ぜが必要
密閉式コンポスト(ボカシコンポスト)
密閉容器の中で米ぬかなどの「ぼかし」と生ごみを混ぜて発酵させ、有機肥料(ぼかし肥)を作る方法。
- 特徴: 密閉できる容器で、ボカシを使って生ごみを発酵させる
- 注意: 処理後土に埋めてからさらに熟成させる期間が必要
回転式コンポスト(タンブラー)
容器を回転させることで生ごみや落ち葉などの材料を効率的に攪拌し、短期間で質の高い堆肥を作ることができるアイテム。
- 特徴: 容器を回転させることで分解が速くなり、比較的短時間で堆肥ができる
- 注意: 初期費用が高め
ミミズコンポスト
ミミズと微生物の力を借りて、生ごみなどの有機物を分解し、良質な堆肥に変える生ごみ処理方法。
- 特徴: ミミズの力を利用して生ごみを分解します
- 注意: ミミズの飼育管理が必要です
バッグ型コンポスト
トートバッグタイプや大容量の不織布タイプなどがあり、初心者でも手軽にコンポストを始められる。
- 特徴: 通気性の良いバッグ型の容器を使うタイプです。軽量で持ち運びやすく、ベランダなどでも手軽に始められます。
- 注意:虫の発生や臭い、毎日かき混ぜる手間が必要です
小型コンポスト
室内にも置けるタイプのコンポストで、生ごみを手軽に堆肥化できます。
- 特徴:小さくて場所を取らず手軽に始められる
- 注意:容量が小さいため、入れられる生ごみの量も少なめ