シンボルツリーとして植えたハナミズキ2本は最初はヒョロヒョロの苗木だったので、丸太杭で添木をしていました。
1本はカミキリムシにやられて枯れてしまい、残っているのはピンクのハナミズキ(左)。

植えた当時

7年後
木が育って太くなったことと、周囲に家が建って吹き抜ける風の強さが多少弱まったこともあり、添木がいらなくなりました。
添木をリサイクルして、花壇や土留めを作る方法をご紹介します。
添木はいつまで必要?
買ってきた苗を庭に植えたとき、その木は植えたというより置いた状態に近いです。
強い風が吹けば大きく揺れて、根付きも悪くなります。
添木は木が倒れないためはもちろん、根を張れる状態を保って木が元気に育つ補助的な役割をします。
添木はホームセンターや園芸店に売っています。
紐はビニールだと劣化がひどく、木の成長で食い込みやすいので、麻紐など天然のものがお勧め。
数年経ち、木が成長して幹が太くなったら添木なしでも大丈夫です。
添木と木を結ぶ紐を定期的に取り替えると思いますので(取り替えないと紐が幹に食い込みます)、ほどいたときに木の様子を見てまだ必要か、もういらないかを判断するのがいいと思います。
使った添木をリサイクル
庭の隅に一年くらい放置していて、このままでは朽ちてしまってもったいないので花壇に再利用できないかな、と考えました。
夫にお願いして電動のこぎりでカットしてもらいました。
普通ののこぎりだとハードすぎるので、電動のこぎりがあると便利です。
使用しているのはRYOBI(リョービ) 電気のこぎりです。
木の剪定だけでなく、金属製品や繊維製品、ダンボールの切断にも使えます。
大きな不用品などを解体するときにも使っています。
カットした丸太を洗って乾燥させて、
木部用塗料で二度塗りしました。
この塗料は縁台のメンテナンスをしたときに、余ったもの。
丸太杭で花壇(土留め)作り
玄関の横にあるスペースを変えたいなと思っていました。
雨が降ると土がコンクリートのほうへ出てきてしまうのも、気になっていました。
手前に咲いていたネモフィラの花が終わって抜いたので、ここに塗料を塗った丸太を並べます。
波のように高さを変えて埋めました。
ちょっとしたアクセントになり、土留めにもなり、ラベンダーが倒れるのも防いでくれそうです。
もちろん花壇用の連結丸太杭も売っています。
ガーデンエッジで低予算に花壇を作る記事にも書きましたが、木製の花壇は少しずつ朽ちます。
長期的なメンテナンスを考えると木はあまりおすすめしませんが、使わなくなった添木をどうしようと考えている人に知ってもらいたいアイデアです。
添木用の丸太杭は防腐加工されているものを購入すれば、長持ちすると思います。
下の写真は園芸店の花壇を映したもので、杭や枕木の長さを変えると花壇の印象が変わりますね。
花壇作りまとめ
庭の隅で朽ちていくはずだった杭を使って、庭にちょっとしたアクセントができました。
量が足りなくて花壇とまではいかないけれど、土留めの役割をしてくれそうです。
