わが家の屋根材はケイミュー株式会社のグラッサシリーズ「プラウドグラッサ」です。
強くて軽く、色あせに10年の保証がついています。
メタルウェザー検査(短期間で長期の耐候性を調べる検査)では30年相当でも色変化はほとんど目立たないという結果が出ているそうです…が、
残念ながらそんなにもちませんでした~。
わが家の場合、13年で塗装することになりました。
状況と金額、before&afterをお伝えします。
読んでほしい人
- これから家を建てる人で屋根素材に迷っている人
- 家を建てて、これから屋根のメンテナンスをする人
Contents
ケイミューグラッサシリーズ「プラウドグラッサ」
瓦に憧れていましたが、値段が高いということと、平屋は屋根面積が大きいため、耐震性を考えて軽いスレートを選択しました。
20~30年前のスレートは質が悪いものも多く、屋根の変色が目立つ家もたくさんありましたよね。
屋根の種類を調べるうちに、いい素材の屋根をつけたくなって選んだのがプラウドグラッサでした。
瓦に近いくらいの金額だったのですよ~。
軽くてメンテナンスが楽なら。。。と選んだのですが、屋根そのものというより、つなぎ目や釘部分がさびてきました。
それはミサワホームの10年点検で発覚したのです。
「確かに屋根の状態は悪くないです。塗装が必要かどうかは持ち帰って相談ですが、塗装が必要でない場合でも屋根には棟など金属が使われています。
金属は定期的に塗装しないと錆びてしまいますので、必ず補修が必要です。」byミサワホーム
高級スレートを付けても十年で塗装が必要なら、高い屋根は必要なかった…とがっくりしました。
釘の錆が気になりつつ、なかなか塗装ができずに数年経ち。
やっと重い腰(すっからかんの財布💦)をあげて、屋根塗装にふみきったのです。
屋根塗装工事はミサワホームを通す?
ミサワホームを通すとお高くなるため、通さず顔見知りの業者にお願いしました。
お住いの市町村で補助金があったら、活用するのもおすすめです。
平屋+スレート屋根=塗装工事いくら?
外壁塗装のとき、屋根だけなら平屋だし足場がいらないかも、と言われていたのですが結局足場は必要ということになりました。
理由は軒天塗装や、軒天の釘が出てきてしまっているのでその処理、そして後ろ側の屋根(少し急な角度になっています)の塗装に必要だからということでした。
今回の工事代金は約60万円です。
足場 | 120.000 |
水洗い | 30.000 |
養生 | 25.000 |
屋根・破風板塗装 | 420.000 |
計 | 約600.000 |
足場、水洗いは外壁工事のときにも同じようにかかっているので、当たり前だけれどセットで工事したほうが節約になります。
クリア塗装をしたのは7年目で、まだ屋根がぴんぴんしていたので仕方がないのですが💦
工期と工事中の注意点
足場の組み立てと終了後の解体に1日ずつ。洗浄に1日、塗装に3日かかりました。
全部で6日なので、約1週間。
洗浄の日はモーター音がすごくて、塗装中は臭いがきつい💦
仕事でいない日のほうが多かったですが、一日家の中で音や臭いを感じていたら気が狂いそうになりますのでご注意を。
庭の花たち(鉢やポットのもの)は離れた場所に避難させました。
塗装工事ビフォーアフター画像
工事前の屋根の状態と、工事終了後の屋根です。
新築並みにピカピカになりました!
樋の汚れも少しあったのですが、洗浄してもらいました。
ケイミューグラッサシリーズの補償内容
カラーベスト品質保証は製品本体補償と色10年保証がついています。
10年はもっていたので、嘘ではないですが。
業者やハウスメーカーが「かなりもつ」と言ったとしても、真に受けないでください。
スレート材は、こまめに塗装が必要です。高いスレートはもったいないかも。