恥ずかしい話なのですが、、

照明器具全てに寿命はあるのは当たり前ということに気づいたきっかけは、ダウンライトの不具合でした。
リビングのダウンライトに出た不具合についてと、スパイラル型ダウンライト交換についてまとめます。
照明器具の寿命
照明器具の耐用年数は設置場所や使い方によって寿命の差はありますが10~15年が目安です。
電球を交換していればずっと使えると思っていました。理由は実家の照明器具が20年以上経過しても使えていたから。
交換したものも使えなくなった訳ではなく、時代と共にデザインが古く感じて交換したので使えなくなって交換した記憶がないのです。
照明器具は、長期間の利用に伴って電球の劣化が進むので、定期的にランプ交換をしなければならない。ランプを交換すると、新品のような明るさで光を放つので、器具本体も新品に戻ったように感じられる。
しかし、表面の清掃やランプ交換に外観上は綺麗に見えたとしても、安定器の内部機器は劣化が進んでおり、ランプ交換だけでは本体の劣化修復はできない。
照明器具の内部にほこりが堆積していたり、内部配線の絶縁性能が劣化していると、湿気を吸収してトラッキング現象を起こしたり、絶縁性能の低下による内部発熱により、発火や発煙を引き起こす可能性がある。絶縁抵抗が悪化した照明器具は、漏電事故につながるおそれがあり、漏電遮断器が設けられていれば良いが、照明回路は漏電遮断器の保護範囲外としていることも多く、広範囲の停電につながることも考えられる。事故を防止するには、ランプ交換だけでなく、器具内部の安定器や電源装置、配線の点検や、修繕が重要である。

電球交換に必要な知識
- ワット数:20w、60wなど電球に小さく書かれている。消費電力を表していて、ワット数が大きいほど明るくて消費電力も増えます。取り付ける場所に指定容量が記載されている。
- ボルト数:100ⅴ、110vなどと電球に記載されている。vはボルト。日本は100もしくは110v。
- 口金サイズ:E17、E26が主流でこのサイズが違ってしまうと取り付けが出来ない。数字が大きいほど口金サイズも大きくなる。
- 電球の形:一般電球型・ボール型・小型電球型など種類があるので、使用していた電球を持っていくのが安心。
他に電球色(青みがかった色・白・アレンジがかった色)やLEDにするか白熱電球など他の電球にするかの選択も考えます。
パナソニックパルックボール(EFD25EN)の交換
わが家にはダウンライト照明が、全部で20個近くついています。
ダウンライトにもいくつか種類があり、リビングとキッチンのダウンライトはクルクル電球(正しくはスパイラル)がついています。
Panasonicのパルックボールという種類の電球(蛍光灯)です。
なにこの形かわいいーー♡と思っていたのですが、交換となると結構やっかいでした。
斜めに入っているので、長さに気を付けないと入らないことがあるのです~。
5~6年前のLED電球交換ブームに乗ろうと思ったら「このタイプに合うLEDはまだ発売されていない」と言われてショックでしたが、今はクルクルタイプのLED電球も売っています。
時代はどんどん進化している~!と喜んだのもつかの間。

パナソニック LDT8LGST6 LED電球 T形タイプ E26 60形相当 1070lm 電球色相当 断熱材施工器具・密閉型器具対応
わたしの顔色を見て〝これは予算的に難しいんだな〟と察したヤ〇ダ電機の店員さんは「今までと同じパルックボールならこちらです」と教えてくれました。
新旧比較です。
ワット数 | ボルト数・口金サイズ | |
今まで | 20w | 100v・E26 |
新型 | 11w | 同じ |
ワット数が小さくなったということは、消費電力が少ない…つまり電気代がお安くなるっていうことね~。
ボルト数も口金サイズも同じだから大丈夫かな?

「長さも明るさもちょっと違ってしまいます」

今までと同じ方の物は新型になったのですが、長さが長くなってしまいました。
わが家の照明器具は口金が斜めに入るサイズなので、入るかどうかが微妙なのだそうです。なんてこった。
そこで勧められたのがEFD15EL11Eでした。
パナソニック Panasonic パルックボール EFD15EL11EF2
おお、安い~♡

LED電球とお値段の差は約4.5倍あり、寿命は4倍でした。
うーーん、お値段に比べてお得感が落ちる。
パルックボールは電球形蛍光灯なのでLED電球ほどではないけれど、白熱電球に比べて消費電力が低くて寿命が長いです。
パルックボール特徴
- 省エネ
- 電球より発熱が少ない
- 寿命が長い
- 内部に水銀が入っていて蛍光灯として処分する
電球交換や処分のことを考えたら、クルクルしていなくて斜め取り付け型でない普通のタイプで良かったかも…とさえ思いました。
斜め取り付け型OK EFD15EL11Eへ交換
悩んだ末、パルックボールEFD25ENを、同じくパルックボールのEFD15EL11Eに交換しました。
比較すると短足が気になるけれど明るさは心配したほど、というよりほとんど変わりませんでした。

リビングのダウンライト不具合
リビングのダウンライト照明もパルックボールスパイラルでしたが、LED照明に交換済みです。
以前のダウン照明には銀蒸着(シルブライト)というものを使用していました。
生産終了で画像が貼り付けられないのですが、光を増幅させるためにダウン照明の周囲に銀色の反射板が付いていました。
それが暮らし始めて5~6年くらいに剥がれてきたのです。
その反射板を付けるために金額をアップしたのに~~💦
ミサワホームに連絡をするとすぐに来て点検し「これは不良ですね。メーカーに連絡します」と言って帰りました。
後日パナソニックから連絡が来て、反射板を交換するのかと思ったら、照明器具ごと交換してくれたのです。
その時「照明器具は10年が寿命なんです」とパナソニックに言われて寿命について知ったのです。
ハウスメーカーのデメリットもあるけれど、
困った時に相談に乗ってくれる場所がしっかりとあることと、メーカーとの交渉時に後ろ盾&やり取りまでにしてくれるところは助かる。
築後5年以上経っている状態で、個人でクレームを言っても丸ごと取り替えてくれることはないと思います。
明るさも以前よりアップして、消費電力は低くなりました。
電球は洗面所以外の全てで、暖色系を使っています。
引っ越し当初は慣れなくて暗く感じましたが、違和感が消えると暖かみのある色が落ち着くようになりました。
まとめ
今回LED電球ではなくパルックボールに交換した理由です。
- 金額と寿命が釣り合わないと感じた
- ダウンライトの寿命を考えると、電球の寿命が長くても本体の寿命がもたない可能性もあると感じた
1年ぶりに記事の見直しをしましたが、電球の値段に大きな変化はありませんでした。
少しずつ出来る範囲で省エネ化していきたいと思います。
これから家を建てられるかたへ。
電球の斜め取り付け型はかっこいいし、照らす範囲が広くて明るくなるけれど電球交換がネックになる場合があります。
