これから家を建てる人、エアコンを設置しようとしている人にどうしても伝えたい!

家が完成に近づき、ワクワクしながら新居の様子を見に行ったあの日。
衝撃が走りました。
ンンッ⁉
何かが変わった。
家がカッコ悪い、どうして⁉
原因は雨樋の色と位置でした。
軒樋と竪樋
家の後ろ姿のど真ん中にデーンと雨樋がついていました。
すっきりしていた外観に、いらない線が入って違和感大。
この場所に雨樋がつくことを知りませんでした。
白い壁にグレーの雨樋って結構目立つけれど、違う選択肢ってなかったのかな…と思い、ミサワホームに確認をしたところ「軒樋に合わせた色が通常です」って。
通常だから仕方がない??
屋根の縁にあるのが「軒樋」で、
軒樋から地面につながっている樋が「竪樋」と呼ぶそうです。
もしも選べたなら、軒樋はグレーで竪樋は壁に合わせて白やアイボリーにしたかったなぁ。
ちぐはぐな樋が多い
気になって樋や配管カバーに目を向けると、多くの家が屋根を選択していることに気づきました。

その当時ミサワホームにそう伝えたときには「通常は」で流されちゃったけれど(部品の納品も終わっちゃっているので)、検索してみると軒樋と竪樋が別の色になっている建物もありました。
わが家のように取りつけちゃってからだと、変えられる可能性は低くなります。
手数料が取られるかもしれないし…。
ハウスメーカーや営業、設計士によってはアドバイスをくれるかもしれませんが、もらえない場合は設置したものを見てガーーーンとなります。
慌てて立面図や断面図、予想図を見直しましたがどこにも書いていなかったです。
そう、このすっきり感をずっと想像していたんだけれどな。

取りつけた雨樋を外すことはできる?
色の交換は諦めるとしても、後ろ姿だけはなんとかならないものかを設計士に相談してみました。

設計士Sさんは「計算上はどうしても必要ではないのです。あった方が良いのですが…」と言いました。
え⁉なくてもいいってコト⁉
「でもあった方が安全なのですよねぇ…ブツブツ」
わが家の屋根は裏側の面積が少ないので、両端にある竪樋でも計算上は間に合うのだとか。
ただ雨が大量に降った時に、両側の雨樋だけだと排水計算に余裕がないそうで、念のため中央に取りつけたらしいです。

「そうですかぁ。外すとしたら足場がどうで、いくらかかるかな…ブツブツ…」
Sさんはしばらく考えてから言いました。
「分かりました。外しましょう!」

「報告書は書かなきゃですが…。大きな買い物なので後悔はしてほしくないので、なんとかします!」
雨樋を外すためにいくらかかる?
Sさんの計らい(報告書)で、外すための負担金はありませんでした。
すでに足場を外した後なので、場合によってはかかるかもしれないということでしたが、わが家は平屋なのではしごで済んだそうです。

before

after

裏側の雨樋は必ずしも必要ではないということを知っていたら、ショックも手間も不要だったし費用を落とせていたかもしれませんよね。
エアコンの配管カバーも注意
エアコンの配管カバーも同じように目立つ可能性があります。
雨樋で懲り懲りしたので、こちらから確認して壁に合わせた色にしてもらいました。
白い壁には白いカバーを。
茶色の壁には茶色のカバーを。
当たり前のような気もしますが、どうしてその壁にその色の樋やカバーを選んだの?と思うようなお家って結構あるんですよ~!
まとめ
家を建てるときやエアコンを設置するときには、ダクト(配管)カバーの色や位置にご注意ください。
家を上下でツートンにしている場合は、色の境目で配管カバーを変えられる場合もあるみたいです。
この記事を、広島住宅総合館さんのサイトに貼って頂きました。

家を建てるまでって本当に色々なことがあるものですね💦