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循環する庭作り

雑草の草刈りポイントは成長点だった

グランドカバーにクローバーを育てていますが、刈りすぎて元気がなくなってしまう失敗をしました。

失敗から学んだのは、刈り取る高さが大事ということでした。

クローバーを刈り過ぎた

暑さで草の勢いが素晴らしく、1~2週間に一度の草刈りを行っていました。

草刈り機

草刈りのあとはすっきりするのですが、すぐにモサモサと草が生えます。

なんだかクローバー以外の草の勢いがすごい…💦

草刈りの大事なポイントは成長点

草刈りの大事なポイントは成長点ということを知りました。

成長点

(左)クローバーの成長点は茎の上部にあり、茂ってきたイネ科の草の成長点は茎の下部にあります。

地面ギリギリに草刈りをすると元気になるのは…

イネ科植物でした~💦

風の草刈り

クローバーを元気にしたいなら、地上10~15㎝の場所で草を刈る。

風に揺れる高さということから「風の草刈り」と呼ばれています。

草が風で揺れる高さで刈る

草を生やせばその後の管理も大変である。伸ばし続ければ当然ミカンの生育に影響が出るし、敷地が広ければその手間も膨大である。

そこですすめられるのが「風の草刈り」だ。

草は風のエネルギーに従順なので、風のエネルギーのかけ方と方向を真似ることで、草がおとなしくなる。逆に地際で刈れば、草は反発するように勢いよく伸びようとし、強根を出す。

具体的には草が風で揺れる場所・曲がる場所で刈る。いわゆる「高刈り・撫で刈り」にする。

引用:現代農業【大地の再生】草を味方にする風の草刈り

「風の草刈り」について、大地の再生プロジェクトに参加している友人から聞いてはいたのですが、頭で理解したつもりで腹落ちしていませんでした。

きれいにしたいという気持ちから、すっきりカットしていました…。

イネ科植物を減らす理由

クローバーでなくても雑草ならなんでもいいのでは?と思ったりもしますが、イネ科植物が多すぎるとカメムシなどが大量発生しやすい環境になります。

クローバーなどの広葉雑草(クローバー、タンポポ、ホトケノザなど)が増えることで、カメムシを好物とするカエルやクモなどの生物が過ごしやすくなり、生態系のバランスが整っていきます。

草刈りにつかうもの

わたしはマキタ芝刈り機を使っています。

ナイロンコードにも意味があり、強風で風が折れるときと似た状態をつくりだせるそうです。

手で刈るときにおすすめなのはノコギリ鎌。

使うものによって切り口が変わり、きれいに切れるよりも荒い切り口になることで葉の再生が遅れることが伸びをゆるやかにするメリットへつながるって面白いと思いませんか。

まとめ

庭のリセットをサポートしてくれた植物のプロが言っていたことです。

木の剪定は切る前と切った後の変化がわからない程度にするのがポイント。

一度に切りすぎず、木の成長を見守りながら必要な部分だけを切る。

まさに、木だけでなくグランドカバー育てにも通じることだったのだなぁと腑に落ちました。

草の変化

風の草刈りを取り入れて、イネ科植物やクローバーの育ちに変化が出ました。

イネ科だらけの庭

イネ科だらけだった庭が

クローバーが復活しました

クローバーが復活してきました

そして、春を迎えてさらにクローバーやタンポポなどの広葉雑草が元気になっています。

今年の夏は刈りすぎず、草の草刈りを実践していきます

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